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ぶどう栽培基本講座~新品種の見学

 ようやく本業も副業も落ち着き、少しだけ体力も回復。お昼前に山梨へ。8月下旬と一週間前の講座は欠席だったので久々な感じだ。志村葡萄研究所の志村さんのお話を聞く。

 以下当日のお話の覚書。時折聞き取りにくかった箇所有り。一部正確ではないところもあると思う。質疑応答時に出た他の農家さんの話も混じってる。

・山梨でもメルロー、カベルネの着色不良が出てきている。ワイン用の主力はベリーAと甲州。
・本業はワインのコンサルタント。3ha~20haくらいの位のワイナリーの立ち上げをお手伝い。
・現在、シャインマスカットの生産量は苗木の販売量に対して3分の1程度。今後価格は下がる。
・リザマートのような砂糖水の甘さでなく、濃いハチミツのような甘さを日本人は好む。
・「バイオレットキング」は糖度22~23。シャイン玉張り良い。9月上中頃。今年だけタイベックを敷いていた。
・「こいびと」は着色良く8月下旬収穫。花芽の持ちが悪く、長梢剪定で。
・「雄宝」は糖度17位。食べやすい。花芽を4cm程度で。9月上中。軽くすればシャインと同じくらいに収穫できるのでは。圃場のはジベ2回フル2回3ppm。3年目でピンポン玉よりでかい感じに。
・赤系の品種では「みやひめ(仮)」「マイハート」。
・クイーンセブンは糖度25でとにかく美味しい。ジベ2回。フル無し。
・志村さんはブドウは白い袋をかければ良い、という考え。
・緑や青などの袋で収穫時期をずらす、という考え方もある。
・シャイン系統のブドウは、シャインに習って5~6枚程度で摘心している。
・日照3日で糖度1度半上昇。
・ブドウの糖度が上がりきると栄養は木に戻る。
・酸がなくなると糖度はあがらない。
・除袋すると寄ってくるショウジョウバエが厄介。白い袋かけっぱなしで中で着色してくれれば楽で良い。
・農協は500~600gの房をというけれど、観光の方は700~800gくらいの房を作った方がインパクトがあるのでは。・・・とはいえ、今年の天候では着色が厳しい。
・緑色でというが、シャインはやや黄色くなったくらいの方が美味しい。見た目的にも美味しそうになる。
・赤系の台木は110-14(だったと思う)で。5BBは強すぎる。10年持てば良いという考え方で、細かい根を浅く多くはる木を好むそうだ。
・育種はとにかく難しい。よく言われるのは1万に1つ。シャインは3万本中の1本。人件費だけで数十億かかっているのでは。
・交配はピンセットでやる人が多いが手で優しく行う。新品種ができるのは運も大きいそうだ。

 帰る前に東京の方と世間話して、今年の藤稔の話を聞く。早めに出して(8/9)盆明け以降は厳しくなったそうだ。同じだ、と思った。
 「雄宝」は注文しよう、と思った。後半の緑はシャインだけでいいや、と思っていたが、あれだけ粒、房ともに大きいと差別化できる。樹全体を見ても病気や痛みが少なく作りやすそうだったし。赤系は「バイオレットキング」が発売されたら狙い目か。圃場には無かったようだけど「恋人」も覚えておこう。

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