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ぶどう栽培基本講座~1月

 今回は剪定の講習。早めに着いたので先に圃場を見学させて頂く。剪定が終わったピオーネ(7~8年目くらいか?)は枝がかなり細くて芽が大きい感じのものを残しているようだった。以下講習などで聞いたことの覚書。

剪定関連
・強めの枝で副梢を使う場合は、枝の長さの半分以下のあたりから使うこと
・「枝は交互に」「必ず主枝の方が勝つように枝数(芽数?)は多く」
・追い出し枝(ウチでもやるけど元の芽はほとんど欠いていないので今年は何本か基本通りにやろう)を使うとそこまでの幹が太くなる(勝ちやすくなる?)
・第三、第四候補が出てくるのは五年目以降くらい?思ったより時間がかかるなあと思った。
・全体を見る→太い枝を切る→細かい枝を切る
・若い人は短梢が好きでX仕立てはやや避ける傾向にあるらしい。

シャイン関連
・房上葉っぱ3枚で摘芯(何年か前の山梨の園芸で見た気がする。怖くて試してない)するやり方がけっこうイイ・・・らしい(うろ覚え)
・短梢の摘芯は3回くらい入る(7月以降にだったか?)
・樹勢が強いので第三、第四候補までの距離は他の木に比べて長めにとる(私の両手を広げて3つ分。印象では思ったよりも遠い感じ)
・比較的トラカマキリが入りやすい。トラサイドは10月と2月下旬でどっちがいいか聞いたが2月下旬でかまわないそうだ。
・黒とう病には2月下旬頃(だったと思う)デランフロアブルを散布しておくとイイそうだ。何年か前から防除歴にも載っている(確認したら今年も巨峰系以外の所に載っていた。ブドウのところは一通り見とかないとダメと反省)。幼木の内に菌を入れないことが肝心。大きくなってからの根治は難しいらしい。これを試してダメなら雨除けしかないか。
・黒とう病にはオンリーワンもいいらしい

その他
・(うろ覚えだけど)環状剥皮は樹液の流れを止めることで着色が向上するそうだ。栄養分が行かなくなるので翌年以降のブドウの質は悪くなる。一時よく聞いたけど最近聞かなくなった理由がわかった。
・浅根性の台木品種の場合、トラクターは1mくらい離してうなったほうがいい。
・木の下の台木部分からひょこっと枝が出ていて良いブドウが取れている場合、台木に接木してやると100%同じ木ができる。
・短梢の藤稔の枝の太さはウチと大差ない感じだった。
・長野の巨峰の質が良いのは自根(が多い)のため(DNAが一緒)。山梨ではフィロキセラが流行った時期があったので接木が主流。接ぐと台木の特性が出るのでまったく同じにはならない。

 40人くらいを4班に分けて、二人の講師にお話を聞く。園主以外の班だったので講師の方は好きなように枝を切りにくく悩んでいる感じだった。「ここまでが一年目、ここまでが二年目、これは追い出し枝で昨年使って主枝候補より太くなってしまったようで・・・」「この枝私なら切るんだけど」「ここはできれば去年切っておくべきだったんじゃあ・・・」みたいなウチの親子で交わされるような会話がチラホラ。こういうところはどこの農家も同じなのかもなあ、と思った。
 園主さんは69歳。セガレさんは40過ぎくらい。ちょうどウチと同じくらい。「セガレの切っている木は好きにやらせて何も言わない」そうだ。深く納得。
 お上りさんみたいな感じになっていたせいか、鞍継ぎやワイン関連の資材を売っているところとか聞き漏らしたこと多し。すっかり忘れて家に帰ってから気づいた。次回はなんとか。

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