収穫・芽キズ処理(一部)
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今回は摘粒あたりの作業までのザッとした流れと短梢剪定のお話&圃場見学。
以下メモ書きより。聞き取りのため間違ってるところがあるかも。
・芽かきは先端から3.6.9・・・と行う剪定の時の「二芽残して・・・」と一緒
・誘引は7~8枚めから
・シャイン短梢は房先4~5枚、長梢は6枚で摘芯
・主枝先端は18~20。残すのは15ちょい。
・種無しの摘房は開花前
・シャインは1間15房(最終)←20~25くらいに落とす
・房作り、強い枝は咲いてから、普通のは5日前からOK
・アグレプト液剤は抗生物質らしい
・短梢、初めてやるならH型
・H型、シャインだと9mで伸ばしすぎな印象らしい(山梨では)
・シナアミド(2月の発芽目的)を使った場合、シャインは芽傷いらない。巨峰ピオーネは入れたほうが無難。
・シナアミドを成長促進に12月に使った場合はメリット+芽傷
・芽傷による害はほとんどないらしい。
・主枝(延長枝)は18芽以下。地力が低い場合はさらにつめる
・短梢の芽は基本1芽残しだが、状況に応じて臨機応変に残す。
・シャインの剪定は山梨では2月下旬から3月頭ころが理想らしい。厳冬期を過ぎた頃。
芽かきに関しては風が強いのでウチの方では今までどおりやらないor遅らせる方がよさそう。
ギリギリだけどH型ならウチのハウスでも実験できるかも。
ピオーネ長梢の場合の残す枝の太さ。
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喉の痛みが引かないので午前中に病院。風邪。熱は無いので普通に仕事。午後、試しに農協にCX-10をちょこっと頼んでみた。今年、芽の揃いが良くなるようなら、来年(散布は年末)は一部品種の早出し目的でちょこっと使ってみようと思う。「ぶどう休眠期の管理」 を見ると、この時期ではメリット青の方がいいみたい。
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早めに出荷を終えて近所の農家さんと連れ立って醸造用ブドウに関するお話を聴きに行く。三鷹に市場があった時、正門の前を通過していた東大農場にて。東京ワイナリーさんの紹介で説明をしてくれた方はTeam Kisvin の西岡さん 。
初めに用意していただいたスライドを見て話を聴かせていただき質問タイム。その後、圃場に出て現物を見せていただく。以下覚書。難しくてよくわからん箇所も多かったので間違っている可能性あり。
・サントリー登美の丘ワイナリー
・「テロワール」には、その土地の「文化」も含まれる
・ブドウの当年枝は草本の性質を持ち古くなると樹木の性質になる
・塩山にてシャルドネの品質を調べたところ(どんな感じで調べたのか私の頭では理解不能)、棚より垣根の方が(かなり)良い品質だったそうだ
・ブドウは品種によって気孔の開き方にかなり差がある
・品種の生育には台木も関係しており、道管のサイズは品種により差がある
・株間は品種、風、湿度などの条件で変えるが、70~120くらいらしい
・畝間は2m程度で南北が理想
・資材は単管でも大丈夫で、新梢は開き気味に誘引すると葉にも果実にも陽がよくあたる
・10aあたり3t(甲州五年で棚)とれるのが最高収量?
・着色が始まる辺りから水は徐々に減らしていく←生食と一緒みたい
・圃場ではピノノワールとシラーが主で、山梨から移植してきた10数年生を見せていただく
・↑移植したので剪定は遅らせ気味にしたほうがいいらしい。
・単管で組んだ垣根は主枝の誘引位置が高め(90cmくらいか)に設定されていた
・↑保水性の高い土地や湿度の高いところでは高めにした方がいいらしい。九州でH型のダブルカーテンなどを行っているのは、そのため。
・・・とりあえず垣根の方が理論上品質がいいものができるらしい。・・・が質問タイムで雨よけ(フルーツゾーンのみでなく全体を覆う方)はできればあった方がよいとも聞いた。生食用で欧州系がことごとく露地で病気にかかってきたのを見ているのでハウスでやったほうが無難か?そんで枝がとれたら挿し木して単管パイプで露地にて再度実験くらいがいいかなあ。ショーボーと子育てで2~3年は苦しい時期が続きそうなので新しいことをドーンと始める度胸が沸かない。
ご一緒させていただいた醸造農家の方に垣根用の資材のざっくりした価格を聞いたところ10aあたり20~30万位で設営は個人でも可能らしい。苗木代をプラスしても棚より割安なのは確か。←こんな感じの経営に関することも聞けたのでありがたかった。
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雪は大丈夫そう。午前、午後途中までレンソウで、その後、講演。「作物別薬剤散布ローテーション」「情報提供」が主な内容。
農薬関連(一部情報提供含む)
ホウレンソウ
アザミウマ アグロスリン→スピノエース
ケナガコナダニ ネマモール粒剤→カスケード→アファーム
べと病 ランマン→アリエッティ 播種時にはユニフォーム
苗立ち枯れ病 リゾレックス、タチガレン
コナダニ ネマモール
タネバエ ダイアジノン
粒剤はもう10年以上使ってなかったが、色々あるんだなあと思った。アザミウマっぽい被害が一部に出ているのでスピノエースというのは覚えておいたほうがいいかも。
・展着剤は記述がない場合以外は使用したほうがいい
・殺菌剤で治療効果があるものが結構あるというので検索したら→「農薬の系統別分類」(名前を見ると「これが?」というものが混じってるけど一応知識として入れておこう)
・パダン・アディオンの効果が一部地域で落ちてきているらしい
・トマトのおうかはまきび病はコナジラミが媒介
・ダニの薬は抵抗性が発達しやすいため使用回数が少ないものが多い(毒性が強いからかなあと思い込んでた)
農薬は使わないで済むなら使いたくないんだけど・・・。
情報提供(塩類集積関連)
・ECが高いと土が水を吸ってしまい、植物が水を吸えなくなるので育たなくなる
・ECが2を超えると高い
・硫酸イオンが500を超えると生育不良(水をはじく)
・無肥料で栽培してもECが上昇する状態が塩類集積
対策
・適正施肥 → レンソウであれば窒素成分量で7~8kg/10aの施肥量を厳守
・除塩 → 雨で洗い流す
・深耕 → 深い層と土を混ぜて表層の肥料分を薄める
・緑肥作物 → ソルゴーなどを無肥料栽培し施設の外に持ち出す
一番大事なのはとにかく「適正施肥」。
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早めに行って可搬のチェックを済ませ(一度全員で水揚げ→放水までやりたいが・・・)、同じく早めに来てくれた方々と照明チェックをし(昨秋かなり現場で使ったので若手にもやらせたかったが・・・)、時間を確保して多めにガンタイプノズルのテストを全員で行う。
表示はat0.5だったが、とりあえず消火栓のみの圧(0.3でホースの耐圧は考えず)でコックは絞り気味で使用感を調べ、大丈夫なのを確認してコックを全開にし、さらに大丈夫だったら0.4にあげる。普通の筒先を持った感じと同じようなしんどさが0.4だった。計測はできないので目視だけど、ストレートの場合は0.3で普通のカンソウと同じくらいの水量が出ている感じだったので、現場で分岐からガンタイプ+21型で使用する場合もほぼ0.3でいけそうだ。なるべく筒先は同じもので揃えた方がいいだろうけど、仕方ない場合は21型に合わせた水圧で出すようにしよう。
ヒモのかけ方がわからなかったので画像検索したけど見つかったのは下の動画くらい。今度ちゃんと教えてもらおう。
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