年明けが怖い
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入会できたけど、しばらく行くことはないだろうと思っていたところ、以前から気になっていた奴白和夫さんのロケット式一文字整枝が見れるということで山梨へ。
以下覚書。大勢参加していたので聞き取りにくかったり、私のレベルが低いせいもあって感違いや理解不足なところも多々あるかも。
・剪定には「間引き」と「切り返し」の二種類がある。
・短梢剪定は「切り返し」。ロケットは「間引き」。X型は「間引き」と「切り返し」の複合。
・考え方としては「林スマート」(主幹を南北にして南側の枝を全てはらう)に近い。
・X型の3つの禁止事項「はさみ枝」「くるま枝」「同側枝」。
・ロケットはすべて「同側枝」。来年の枝が「返し枝」になるように外芽を残す。
・例外的に、「弱すぎる枝は切り返し」たり「90度以上角度がとれたらハサミ枝も使う(←今回の剪定中には残していなかったと思う)」ことも。ただ、誰でもできるように作業のマニュアル化をするため、極力例外は設けない。
・枝は、節間が「短い→長い→短い」という感じで伸びる。長くなる手前で切る。
・去年の枝より太ければ、去年より長く残す。
・幹(主枝)を越した枝は落とす。
・ロケットは極端な徒長枝が出にくい。
・「返し枝」の方が生殖成長に向いている。
・「樹形」ではなく「樹相(でいいと思うんだけど)」を作る。
・強い枝から払うので、地上部(枝)と地下部(根)の生育のバランスがよくなりやすい。樹液の流れが好循環になるようにする。
・夏季管理はしない。見学圃場は潅水も無し。(1m位掘ったら水が出る位の地域だそうだ)
・裁植本数は10aあたり4~5本(肥沃地の場合。痩せ地などはもう少し多くてもOK)
・芽吹が揃いやすいのでジベ処理時期など、後の作業にも都合が良い
・図の枝は90度に返しているが、できれば90度以上に返す。
・房先6か7で摘心(バイトに頼んでいるので見落としもある)。
・大体20年を目処の更新する。
・見せてもらった木は6~7年生。たしかにウチの同じくらいの木より枝の伸びが良いと思った。
・ジベは2回
・シナアミドは3分の2位散布。開花時期をずらすため。
・草生栽培。
・元肥は堆肥主体。堆肥→全面・ph系→全面・配合(規定の半分程度)→根元中心
・今後の期待品種は志村先生のところの全般(小声で)。
以前「現代農業」で見た図解より詳しい、1年目から6年目(成木)までの仕立て方の資料も頂けたので、機会があれば試してみたい。ただ棚の空きスペースが今のところほぼ無いからなあ。
自分より遥かにレベルの高い方の話を聞けるのはとてもありがたい。良い講習でした。
途中の道で「山梨の園芸」でよく広告を見る苗木屋さんを発見。
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日陰の③をとばして、先に終了。2011年頃に近い早いペースだと思ったけど、今年はそれよりも早い。朝方、霜が初めて降った。霜は困るんだけれど、これで流石に成長スピードは収まる・・・はず。
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最後の講座ということで山梨へ。比較のためにベリーAの¥1500~2000程度のものと頼まれた資材(パイプのウケ)を買って会場へ。途中にある垣根の圃場で少し止まって見学。最近読んでる麻井宇介さんの本を見て、うちの方では短梢より長梢にしてやった方がいいかもと思っていたが、これはこれで枝が剪定後の誘引要らずで折れないだろうから、いいよなと思った。
講義が無いせいか出席者はやや少なめ。修了証書をいただき、色々質問タイム。以下覚書。
スリップス関連
・12月に防除歴の説明会というのがあるので出ると良い(←これは産地だけだろう)
・農薬には水和・水溶などの違いと、予防効果・治療効果の違いと、直接かかって殺すものと葉などに移行して殺すものなどの違いがあるので、よく性質を理解して使うこと
・希釈倍率が多いものほど粒子は細かい(のでは?)
・摘粒後→袋かけの時のアドマイヤーの丁寧な散布が一番効果的かも。
病虫害関連
・えそ病、モザイク病は2倍体は平気だけど4倍体は致命傷
・ハモグリダニが媒介。ハサミでも伝染。硫黄合剤の散布で回避。
・硫黄合剤を山梨では嫌った時期があったそうで、いまでは2年に1度は必ず散布しているらしい。
・棚をキレイにすると消毒一回分くらいの効果がある。巻きひげと房の切り残しは取り除く。
・治療剤は「無い」と思って、10日間隔で定期的に防除を行う
・うどんこは霧が多いと出やすい
・棚を明るめにする
その他
・山梨の園芸は全盛期9000部→現在5000弱
・夜温が低いと酸抜けが悪い
・アントシアニンの量 ピオーネ<巨峰(倍くらい)<藤稔<BB
・シャインは6月に暗く、ベレーゾンで明るくする
・着色向上技術に関して試験場では研究中らしい(環状剥皮ともう一個)
・6月が高温で推移して玉が張ると房数は適正でも一つ一つが大きすぎて結果的に結果過多になる
・50~100くらいの売上の違いはすぐに出る。失敗の度合いを以下に小さくするか。
・台木は常に20本くらいあるといい。
・農業日誌は長め(10年分のやつとか)の方が、花の咲く時期などの比較がしやすく便利
16時ころ終了。高級な柿をいただき帰宅。ブドウの紅葉がキレイだった。結局毎回日帰りだった。部会の入会申込をしたので今後も興味のある実習がある時は参加させて頂く。余裕がある時(いつになるのやら)はぜひ一泊してゆっくりしたい。
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都合により欠席だったのだけど、パワポのスライドを印刷したものだけいただけた。覚えておいたほうが良さそうなところだけ抜き出す。
・地力の高い土とは、保水性・通気性・保肥性などが優れている。
・地力の高い土は、土壌中の腐植(有機物が分解してできたもの)の含有量が多い。
・果樹園では、根が深く張ることが重要であり下層まで地力を高めることが必要。
・有機物は毎年数%程度分消耗していくため、毎年1t/10a程度を施用することが必要。
・有機質としての家畜ふん堆肥では、牛糞堆肥が適している。
・未熟な堆肥×分解の進んだ堆肥○
・堆肥からの肥料供給分を考慮する(例:牛糞1000kで窒素1.7kりん酸3.3カリ5.3←これは袋でチェックしてから)
・Phは7.0が中性。
・土壌酸度の目安 欧州系→6.5~7.5 米国系欧米雑種系→6.5~7.0
・アルカリ性土壌になると、鉄、マンガン、ホウ素、銅、亜鉛などが土壌に溶けにくくなり欠乏症状を起こしやすい。
・元肥の施用時期は、10月上旬~11月中旬を目安に施用する。(←これは確認してからの方が良さそう)
・石灰や苦土などのphの改善効果の高い資材は、元肥の前に施用する。
・若木の施肥量の目安 2~3年生→施用しない(立木では成木の10~30%)4~5年生→成木の約60% 徒長の原因となるので過剰な施肥は行わない。
・苦土欠乏対策①少い場合は硫マグ②カリが多い場合は、カリを控えて苦土を補給③強樹勢の木が発生しやすい。
・ホウ素欠乏対策①4~6月に定期的に潅水②phを適正に保つ(石灰系の大量施用を控える)③改善されない場合は、10aあたりホウ砂(2k程度)の施用やマルポロン1000倍液を1週間間隔で2~3回葉面散布。
・・・ペーパーだけでもありがたいが、出て話を聞きたかった。
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市場に行く途中にタネ屋さんに寄る。ハンター(L)を買うつもりがメーカー在庫切れ。さてどうするか・・・。代替案①ハンター(M)②オシリス(M)か(L)③入荷まで待つ。ひと晩寝かせよう。
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ホウレンソウの出荷が始まる。昨年より5日くらい早い(と思う)。市場までの道のりはそれほど変化なし。国分寺のベーグル屋さんが気になる。小平の石川園の看板がキレイになった。
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