2019年7月
研修(まる宮ぶどう園)
長野のまる宮ぶどう園に研修に行く。
朝一で、高速に乗り、途中30分くらい寝て7時半くらいに到着。
・ピオーネの摘粒のお手伝い。繁忙期のため、ひたすら摘粒をしていたので画像なし。とにかく房は小さく(この時期でコブシくらいの大きさ)、その分粒の肥大は大きめで作っている印象。30粒ないくらいの房でも600g位には必ずなるそうだ。
房の上の方から抜いていき、上に4つ残したら、そこから粒一つ分づつ間を抜いていくイメージ。
・草は伸ばし気味の状態で刈り込み、うまいこと圃場全体を覆わせて保湿する(灌水設備が無い圃場の場合)
・節間の短い枝、葉の大きさは手のひらより一回り大きいくらいに調整。カルシウムとホウ素を適期にまくことで。
・大体4人で1.5haを管理。すごい。このため上のような↑摘心作業など工程を極力減らす管理方法をとっているそうだ
・贈答用の房の包装紙には園の連絡先を書いておくと、もらったお客さんがまたお客さんを連れてきてくれる好循環を生む
・勤怠管理は事務所のパソコンで。お昼休憩は1時間。10時と3時にも休憩。
・今年は近所の農業大学校に張り紙をしてバイトを募集したら、とてもよく働いてくれて助かったそうだ。授業の後や、土日のみと労働時間は少ないが、とにかく体力とやる気が違う、らしい。
・年配の方を雇う場合は、時給制でなく歩合制(exこの面積をやったらいくら)にした方がお互いやりやすい(時給制にして苦労した経験から)
・ネヘレスコールは袋をつなげて自作。発送注文も受ける。予約だけで売り切れるそうだ。
・SSの噴口は上下リバーシブル。全農で取り扱っているらしい。小豆大以降はひっくり返して0.8?くらいでサーッと散布するそうだ。経営面積が大きいが500リットルのSSで2回散布するだけと量はかなり少なめ。素晴らしい。
とても勉強になった。色々教えていただき本当にありがとうございます。
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